今回はBIKE HANDのミッシングリンク用マスターリンクツールのレビューをお送りします。
ミッシングリンクを脱着する際に使用する工具で、今回はYC-335CO-Sというミニサイズの物を購入しましたので、実際の使用感等をお伝えしたいと思います。
製品概要

・ミッシングリンク取り外し工具のミニサイズバージョンです。
・ハンドル部にはミッシングリングを収納するスペースがあります。
購入動機
ワイズロード新宿店さんへチェーンゲージを買いに行った際に工具コーナーで見かけて衝動買いしていましました。
購入時の価格は858円でした。
私はロードバイクのチェーンの接続にKMCのミッシングリンクを使っているのですが、普段からライドの時には予備のミッシングリンクを携帯しているものの、着脱用の工具は携行しておらず、少々不安に思っていました。
そんな時にたまたまこの工具を見かけて、携帯性とお値段の手頃さもあり購入してしまいました。
ちなみに普段ミッシングリンクを脱着させる際は、作業性も考慮して通常サイズのこちらの工具を使っています。👇

使用感
続いては使用感ですが、ここでは実際にシマノの11S用チェーンをKMCのミッシングリンク(CL555R)で接続した物を脱着してみてどうだったかをお伝えしたいと思います。
また肝心の携帯性等についても触れて行きたいと思います。
ミッシングリンクの取り外し
まずはミッシングリンクを実際に取り外して作業性を見て見ます。

バイクを洗車してチェーンが綺麗になったタイミングで、取り外しを行ってみました。
さすがにミニサイズなだけあって、握り込むのに力が必要でしたが、あまり苦労すること無く外す事が出来ました。
ただ女性が作業する場合はちょっと大変そうな気がします。
ミッシングリンクの取り付け
取り外しは出来たので、次は取り付けです。

こちらは思っていた以上に簡単に再接続出来ました。
一度使用しているミッシングリンクだった事もあるかも知れませんが、気合を入れるほどの力は必要としませんでした。
工具を使わない接続方法として、リアブレーキを握った状態でペダルを踏む方法もありますが、失敗するとミッシングリンクが吹っ飛んで探すのに手間取るので、やはり工具を使った方が確実でしょう。
余談ですがシマノのミッシングリンクは接続にかなり力を必要とする様なので、こちらの工具では、相当な力を必要とするか、あるいは接続が出来ないかも知れません。
ネットで検索をすると、シマノ純正のミッシングリンク用工具は取り外しと接続が共に工具を握って出来る様になっているので、力の加え易さも考慮されていると思われます。
もちろん工具のサイズは通常で、携帯サイズの物は見当たりません。
この事からもシマノの部品にはシマノの工具を使った方が良いという事の様です。
重量
続いては重さの確認です。
携帯工具として持ち歩くにも、重すぎるのはデメリットです。
という訳で実際の重さを計ってみました。

結果は56gとさほど重くはありませんでした。
ストレージに余裕が有れば、持って行っても良さそうです。
ただ私の場合心配性の性格のせいで、ロングライドに大して使わない様な物をお守り代わりと称して持っていく癖がありますので、持ち物のスマート化が今後の課題となりそうです。
携帯性
次は携帯性についてですが、先にも記した通りあれこれ物を持ちたがる性格のせいで、ツールケースの容量は現在一杯の状態です。
今回のミッシングリンクツールをケースに収めるには、別の何かとトレードしなくてはなりません。
という訳で選んだのがこちらです👇

air boneのスーパーミニポンプです。
パンク修理の際チューブを軽く膨らませたり、メインの携帯ポンプが故障した際のバックアップで携行していますが、これを諦めれば収納出来そうです。

ツールケースの中身は人それぞれだとは思いますが、私の場合は見直しが必要な様ですね。
今年中には電動ポンプも導入したいと考えているので、その際は今一度ツールケースの中身を見直して、ブラッシュアップして行きたいと思います。
その他の機能
最期にこのツールの面白い機能を一つご紹介したいと思います。
それがこちらです👇

なんとハンドル部分に予備のミッシングリンクを嵌めこんで、一緒に携行出来ます。
しかもはめ込みの部分にはマグネットが付いていて、ミッシングリンクが簡単に脱落しない様工夫がされています。
これは中々良く出来ていると思いますし、面白いギミックですよね。
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評価
評価:
今回のミッシングリンク用マスターツールは、当初買う予定では無かったのですが店頭で見かけて、つい衝動買いしていまいました。
使用感は決して悪くありませんが、必須の工具か?と聞かれると余計な物を買ってしまった感もあり、少し反省しています。
まあそれでも値段は安く、面白いギミックも付いているので、星3.5の評価とさせて頂きました。
まとめ
今回はバイクハンドのミッシングリンク用マスターリンクツール(ミニ)のレビューをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
工具としてはコンパクトでもしっかり使えて、予備のミッシングリンクまで携行出来るので、中々面白い一品だと思いました。
物は良いので後は自分の中でマストに持ち歩くべき物を見極めて、いかにミニマム化出来るかが課題だと思いました。
上級ランドヌールになるには、まだまだ修行と経験が必要な様です。
それではまた次の記事で。