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ケミカル

【レビュー】WAKO’S PD パーツディグリーザー

今回のはワコーズのパーツディグリーザーをレビューして行きます。

自転車を洗車する際、特に汚れの強いドライブトレイン周りのオイルやグリスを分解するために使う生分解性パーツ洗浄液です。

内容量は300㎖で、購入価格は大型自転車店で2,376円でした。

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製品概要

WAKO’S PD パーツディグリーザー
  • オイルやグリース等の油汚れと泥・植物等の非油系の汚れが混在した頑固な汚れを効率的に除去
  • 低臭性のため使う場所も選ばず、浸け置き洗いも可能
  • 生分解度(OECD 301C 法)約80%を達成した、環境にも配慮した洗浄液

自宅の庭で水を使って洗車をする私には、生分解性のあるケミカルは有難いです。

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購入動機

私は今まで自転車のドライブトレイン周りの洗浄にワコーズのチェーンクリーナーを使って来ました。

WAKO’S チェーンクリーナー

こちらのチェーンクリーナーは揮発性が低く、パーツの上に長く留まってくれるので、ブラッシングで油汚れを溶かすのに重宝していたのですが、その反面いくつかの不満点もありました。

まずスプレータイプなので飛び散りが多い。

加えて塗布量がコントロール出来ず、決して安くないのに無くなるのが早い。

そして使い終わった後の缶の始末が面倒という3点でした。

水無し洗車しか出来ない環境では、チェーンクリーナーは非常に便利ですが、今はさいわい水を使った洗車が出来る環境なので、使いやすそうなリキッドタイプのパーツディグリーザーに切り替えてみる事にしました。

使用感

それでは実際に私が洗車の際に使ってみた感想をお届けしたいと思います。

ちなみにこのディグリーザーは付け置き洗浄にも使えますが、私はまだその様な使い方は試せていませんので、あらかじめご了承下さい。

塗布のし易さ

私は洗車の際にディグリーザーを食品保存用のカップに入れてボトルケージにセットして使います。

プロチームのメカニックさんが古いドリンクボトルでやっているのをまねしました

この状態から刷毛を使ってドライブトレイン周りやディレーラーにディグリーザーを塗って油汚れを溶かして行きます。

刷毛に少量のディグリーザーを含ませます
チェーンやスプロケットに塗って浸透させます

スプレー(エアゾール)タイプだと吹き付けの工程で、噴射量をコントロール出来ないので必要以上に使ってしまいコスパが悪かったのですが、パーツディグリーザーは刷毛に含ませる量をコントロール出来るので、無駄に塗りすぎる事も無くスプレータイプより経済的です。

飛び散りも少ないので、余計な所に付着する心配も減りました。

洗浄力

パーツに浸透したディグリーザーが汚れを溶かし出してくれるので、後はブラッシングでかき出して水で洗い流します。

洗浄力についてはスプレータイプのチェーンクリーナよりも一段上で、しっかりと油を溶かし出してくれる感じがします。

ここで心配になるのは金属パーツ以外への攻撃性ですが、今までこのディグリーザーを使っていて塗装の変質などは無かったので、安心して使う事が出来ると思います。

付随する効果

洗浄以外の効果として、このパーツディグリーザーには防錆剤が配合されていますので、水ですすいだ後も酸化を抑制して錆の発生を抑える効果があります。

水ですすぐ際も簡単に流れ落ちてくれるので、作業はとても楽です。

そして最期は隙間に残ったディグリーザーを落とし切るために、中性洗剤の水溶液で洗浄を行い、拭き上げをして完了です。

洗浄後のチェーンがこちら
スプロケットもきれいさっぱり

ディグリーザーがチェーンやスプロケットに残っていると、この後チェーンオイルを塗布した時にオイルが分解されてしまうので、しっかり流し切ってあげましょう。

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評価

評価:

スプレータイプで感じていたディグリーザーへの不満点をほぼ解消してくれていますし、洗浄力も十分なので評価は星4とさせて頂きました。

価格はスプレータイプのチェーンクリーナーよりは高いですが、無駄吹きが無い分沢山洗えそうです。

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まとめ

今回リキッドタイプのパーツディグリーザーを使ってみて感じた事は、屋外で水を使った洗車が出来るのであれば、あえてスプレー(エアゾール)タイプを選ぶ必要は無いという事でした。

また1回の洗浄で使う量も少なくて済むので、これ1本で10~15回程度洗車出来るのは非常に有難いです。

今回のレビューでは付け置き洗浄にはチャレンジ出来ませんでしたが、機会があれば試してみたいと思います。

それではまた次の記事で。