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【レビュー】CAMELBAK PODIUM CHILL 710

皆さんは普段どんなドリンクボトルをお使いですか?

私はここ数年CAMELBAKのPODIUM CHILL 710を愛用しています。

という事で今回はこのPODIUM CHILL 710のレビューをお届けして行きます。

製品の概要

インサレーション構造により通常の2倍の保冷能力を誇る高性能スポーツボトル。

握るもしくは吸うだけで簡単に飲水を行える抜群の飲みやすさと、非ロック状態でボトルを逆さにしてもほぼ確実に漏水しない極めて高い信頼性を兼ね備えています。

容量710㎖、カラーバリエーションは17種類。

写真はCAMELBAK のサイトより引用

購入動機

購入の切っ掛けは、2021年の7月に開催されたAJ宇都宮さん主催のブルべ寒河江600kmに参加するに当たってmontbellのハイドレーションパックと一緒に購入しました。

真夏の開催とあって同じCAMELBAKの中でも更に保冷力の高いPODIUM ICEとどちらを買うか迷いましたが、容量の大きさを優先してPODIUM CHILLを選びました。

ちなみにPODIUM ICEの容量は620㎖で保冷性能は通常のボトルの4倍となっています。

宇宙服の素材にもなっているエアロゲルが使われており、お値段も定価で¥4,400と少し割高です。

写真はCAMELBAKのサイトより引用

使ってみた感想

では実際に真夏のロングライドで使ってみた感想なども交えて、使用感をお伝えして行きます。

但し製品の良し悪しは使う人によって感じ方が変わりますので、あくまで私の個人的な感想としてゆる~くご覧ください。

飲みやすさ

まずは一番大切なドリンクの飲みやすさから行ってみましょう。

写真はPODIUM CHILLのキャップ部、飲み口のスナップですが、ドリンクの出る穴の直径が約12mmと大きく、ボトル本体を軽く握るだけでスムーズに飲む事が出来ます。

飲み口はこの様になっています!

ボトル本体も適度な硬さでドリンクを押し出す量もコントロールしやすく、キャップのロック機構を解除した状態で逆さにしても、飲み口からドリンクがこぼれる事はありません。

これは飲み口の奥にあるジェットバルブのお陰で、いちいち飲み口のバルブを口や手で開閉する必要が無く、非常に使いやすいです。

容量

購入の際に私が特にこだわったのは容量でした。長距離ライド、特にブルべ等ではコースによって長時間にわたり自動販売機すら無い山道を走る事もあります。

そんな時に飲み水が切れる事は非常に危険ですので、ボトルの容量は出来るだけ大きいに越した事はありません。

PODIUM CHILLはCAMELBAKのラインナップの中では容量が最大のため、ロングライドには非常に役立つアイテムだと思います。

ただ保冷力にこだわらないのであれば、更に容量の大きなボトルがELITEから販売されていますね。

それがこちらのELITE FLY TEX 950㎖です。

写真はカワシマサプライのサイトより引用

重さは68gと軽量で、価格も定価¥1,580と手に取りやすい設定です。

このボトルを2本装備すれば2ℓ近い水を持ち運べるので、私も近い内にブルべ用に購入して使い分けて行きたいと思っています。

保冷力

通常の2倍の保冷力をうたっているPODIUM CHILLですが、実際に真夏のブルべで使った感想は、「通常のボトルより少しは冷たさが持続するかな?」というのが正直な感想でした。

たっぷりの氷と一緒に水、もしくはドリンクを補充して30℃超えの気温の中を何度も走りましたが、ボトルの中身が冷たく感じるのは1~1.5時間くらいだったと思います。

ただしこれはPODIUM CHILLの保冷性が悪いと言っているのではなく、通常のボトルと比較すれば十分に保冷効果はあると感じています。

更に飲み物の冷たさを持続させたいのであれば容量は小さくなりますが、金属製のボトルと言う選択肢となるでしょう。

代表的なボトルはこちら。

CAMELBAK  PODIUM STAINLESS 650㎖

写真は楽天市場のアリスサイクルさんサイトより引用

容量は650㎖と少し小さくなり、価格は大手通販サイトで¥6,000弱となっています。

 

THERMOS 真空断熱スポーツボトル FJP-600

写真はTHERMOSのサイトより引用

こちらはすでにお馴染みのTHERMOSさんで販売している真空断熱構造の魔法瓶タイプのボトルで、容量は600㎖、価格は大手通販サイトで¥4,000弱で購入出来ます。


メンテナンス性

ボトルを購入する際に重要となって来る要素の一つに掃除のし易さがあると思います。

特に飲み口の付いたキャップ部分は逆止弁やロック機構など複数の部品が組み合わさっており汚れが溜まりやすくなります。

ではCAMELBAKはどうかと言うと、キャップ部分が簡単に分解清掃できる作りになっています。

分解前のキャップがこちら👇

キャップの飲み口側
キャップのバルブ側

キャップの裏側はこんな感じで、複数の部品で構成されています。

そしてこのキャップを分解したのがこちら👇

分解したキャップ

ここまで分解して洗うのは時々(使用頻度にもよりますが私は1回/月程度)で、日常では写真左上のシリコンパーツを取り外して、キャップ全体と一緒に食器用洗剤で洗っています。

分解は非常に簡単で、工具も一切必要ありません。

私がボトルを廃棄する一番の判断理由は飲み口への汚れの蓄積ですが、このボトルはその飲み口部分を清潔に保てるように出来ているので、長く愛用出来て非常にコスパが良いと言えるでしょう。

耐久性

すでに購入から3年が経過しており外観は大分くたびれて来ましたが、故障などは一切なくバルブからの水漏れも皆無です。

使用しているELITEのボトルケージとの相性も良く、摩耗でガタつくような事もありません。

価格

メーカーのサイトを確認すると定価は¥2,970(税込)となっていますが、大手通販サイトでは若干ディスカウントされています。(カラーによって価格がまちまちとなっています)

ELITEのボトルほどお安くはありませんが、少し保冷性が上がってメンテ性が良く、長く使えるのであれば十分お得ではないでしょうか?

評価

保冷性は金属ボトルに及びませんが、使いやすさとメンテ性の高さで評価は星4とさせて頂きました。

まとめ

今回はCAMELBAK PODIUM CHILLのレビューをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

保冷能力はそこそこですが、何と言っても大きめの容量と使い勝手の良さがお勧めのポイントだと思います。

気になった方は是非手に取って使ってみて下さい。

それではまた次の記事で。