今回はBBBのブレーキシュー ウルトラストップ ハイパフォーマンスを購入してみましたので、購入の経緯、取り付け、ファーストインプレッションまでをお届けしてみたいと思います。

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製品概要

シマノ/スラム/カンパニョーロに共用で使えるブレーキシューです。

トリプルフェイス プロファイルデザインと言う新しいトレッドで雨天時の制動力が20%アップ。

高温でも高い耐久性。

写真はRITEWIのサイトより引用しています

購入動機

私がこのブレーキシューを知ったのは、とあるランドヌールさんの愛車紹介動画でした。

中でも特に私の興味を引いたのが、ホイールのリムに優しいブレーキシューとして紹介されていた点でした。

しかも雨天のブレーキ性能もシマノのブレーキシューより高いと聞いて、是非試してみたいと思い購入しました。

価格もお手頃だった事もあり、買い易かったのも有難かったです。

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開封と組付け作業

注文から4日ほどで現物が届いたので、早速開封して組付けをして行きます。

中身の確認

パッケージを開けると中にはブレーキシュー2セット分と取り付け用のネジが同胞されていました。

白と濃いブルーの配色が中々かっこいいですね

シマノのシューとは違い、排水用と思われる溝が切られています。

 

シマノのブレーキシューを取り外す

ブレーキシューの確認が終わったので次は交換作業に入って行きます。

まずは古いブレーキシューを外して行きます。

2mmのアーレンキーを使ってシューを固定しているネジを緩めて行きます。

作業し易い様にホールは外しています

 

ネジはシューが抜ける位置まで緩めればOKなので、完全に外してしまう必要はありません。

おなじみのシマノ純正ブレーキシューです

 

ネジを緩めた状態でシューを後方へ押し出すと、この様に外れます。

表面に金属片などが刺さって付いた傷がいくつも見られます。

溝も回転方向へは切られておらず、雨天の水抜けは悪そうに見えます。

新しいシューの取り付け

古いシューを取り外したので、キャリパーの船の取り付け面を清掃して、外した時と逆の手順でBBBのウルトラストップ ハイパフォーマンスを取り付けて行きます。

見た目が少し派手になりました

 

取り付け後の見た目はこんな感じになりました。

白いシューがアクセントになって格好良いです。

続けてリヤも同様に交換して作業は終了です。リムブレーキは構造がシンプルで私の様な素人でもお手軽に交換出来るのが魅力ですね。

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ファーストインプレッション

シューの交換が終わったので、後日実走してブレーキの感触を確かめてみました。

100kmほど走って感触を確かめてみました

結論から言ってしまうと、非常に良かったです。

特に良かった点を挙げると以下の2つになります。

1.ブレーキフィーリングの向上

まず1つ目はブレーキフィーリングが非常に良くなりました。

シマノのシューを使っていた時は、シューがリムに接触すると固い感触とガリガリとリムを引っかく様な振動がブレーキレバーを通して伝わって来て、ホイールの寿命がすり減っていく感じが嫌でした。

一方BBBのシューはフェルトの生地でリムを押さえている様なソフトな感触で、ブレーキング時のガリガリとした嫌な感触がありませんでした。

これはまだシューが新しいせいでそう感じた可能性もありますので、引き続き使い込んでタッチの変化を確認して行きたいと思います。

2.コントロール性の向上

2つ目はブレーキコントロール性の向上です。

BBBのシューはブレーキのかかり始めでいきなりガツンと効く事も無く、むしろレバーの握り込み具合で制動力を上手い具合にコントロールできる感じでした。

今回のテスト走行は平地がメインのコースだったため、長めの下りでのブレーキングは試せませんでしたが、このシューならば当て効きさせたいシーン等でのコントロールもし易いだろうなと思いました。

余談ではありますが、SNSに今回のBBBのシューの件を投稿した際に頂いたコメントには、雨天に富士スカイラインのダウンヒルで使用したが、安心してコントロール出来たとありました。

今後の課題

実走での確認を終えて、現時点での評価としては非常に満足の行く結果でした。

私の個人的な感想としては、手軽にブレーキ性能をアップグレード出来て、良い買い物だったと感じています。

ただし距離の長いダウンヒルや雨天でのブレーキ性能の確認はまで出来ていませんので、その辺は今後の課題として引き続きチェックして行きたいと思います。

いずれにしてもリムブレーキバイクオーナーの方にはお勧めしたくなるパーツでした。

それではまた次の記事で