今年もジャパンカップの季節がやって来ました。
地元民サイクリストととしては毎年恒例の行事という事で、クリテリウムとロードレースの観戦に行って来ましたので、その模様をレポートさせて頂きます。
目次
2024 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE
今年も恒例のジャパンカップの季節がやって来ました。今年は以下の日程での開催となりました。
・10月18日(金) チームプレゼンテーション
・10月19日(土) 宇都宮JCクリテリウム
・10月20日(日) 宇都宮JCロードレース
今年はチームプレゼンテーションはパスして、19日のクリテリウムと20日のロードレースを観戦してきました。
栃木住みのサイクリストにとっては年に一度のお祭りなので、家族の好意で土日の2日間を丸々贅沢に使わせてもらいました。
出場チーム
今年のジャパンカップ出場チームはこの様になっています。
■2024ジャパンカップ出場チーム一覧
UCIワールドチーム | チーム・ジェイコ・アルウーラ |
---|---|
UCIワールドチーム | アスタナ・カザフスタン・チーム |
UCIワールドチーム | バーレーン・ヴィクトリアス |
UCIワールドチーム | コフィディス |
UCIワールドチーム | EFエデュケーション・イージーポスト |
UCIワールドチーム | リドル・トレック |
UCIワールドチーム | スーダル・クイックステップ |
UCIプロチーム | イスラエル・プレミアテック |
UCIプロチーム | ロット・デスティニー |
UCIプロチーム | チームノボノルディスク |
海外コンチネンタルチーム | リュブリャナ・グスト・サンテック |
国内コンチネンタルチーム | 愛三工業レーシングチーム |
国内コンチネンタルチーム | JCL TEAM UKYO |
国内コンチネンタルチーム | キナンレーシングチーム |
国内コンチネンタルチーム | マトリックスパワータグ |
国内コンチネンタルチーム | シマノレーシング |
国内コンチネンタルチーム | 宇都宮ブリッツェン |
国内コンチネンタルチーム | ヴィクトワール広島 |
ナショナルチーム | 日本ナショナルチーム |
以上19チームに加えてクリテリウムでは、クリテリウム・スペシャル・ライダーズが参加します。
10月19日クリテリウムいざ観戦!
チームプレゼンテーションは平日金曜の夕方からなのでパスして、10月19日(土)のクリテリウムから観戦に行って来ました。
アクセス
いつもは自宅からロードバイクで宇都宮市内へ自走で行っていましたが、今年は怪我の療養中という事で車で出かけました。
ちなみにクリテリウム当日は宇都宮市内の公共の駐輪場は無料になりますので、自転車で行くと非常にお得です!
お勧めは「宇都宮市営中央小北自転車駐車場」です。こちらの駐車場は様々なブースが出店しているオリオン通りにほど近く、レース会場となる大通りへも行きやすいので、私はいつもこちらを利用させてもらっています。
レース前の散策
当日はレースイベント開始の3時間ほど前に現地入りをして、各スポンサーや企業さんのブースが出展されているオリオン通りの散策からスタートしました。
オリオン通りの入口にはジャパンカップの大きなバナーが掲げられており、奥にはパナレーサーさんのブースが見えます。
前日にチームプレゼンテーションが行われたオリオンスクエアではキッズバイク大会が開かれていました。
参加チームが使用するバイクメーカーのブースも出店しており、最新モデルを間近で見る事が出来ます。
グストさんのブースではマスコットのアタキチ君のグッズも販売されていました!
観戦ポイントを確保
クリテリウムは長い直線をヘアピンカーブでつないだレイアウトになっているので、お勧めのポイントはスタートゴール地点か集団が大きく減速してコーナーを立ち上がる2か所の折り返しポイントの近くです。
今回はコース西側の折り返しポイントの近くに陣取って観戦する事にしました。
イベント開始
14時を回るといよいよイベントが始まります!当日は小雨がパラついていましたが、沿道の観客の皆さんはかなり盛り上がっていました。
ホープクリテリウム
最初のレースは高校生ライダーによるホープクリテリウムです。
周回数は3週で、未来の自転車界を担う若いライダー達の走りを見る事が出来るのは、アラ還の私には非常に嬉しい事です。
今年は地元宇都宮の作新学院の山田さんが見事優勝を飾りました!栃木県民としては嬉しい限りです。
ガールズ競輪
ホープクリテリウムの次はガールズ競輪の選手によるエキジビジョンレースです。
普段はピストバイクでバンクを走る選手達ですが、この日はロードレーサーに乗り換えてクリテリウムコースを走ります。
総勢7名でのレースですが、こちらも優勝は栃木県出身の青木美憂さんでした。
ジャパンカップのクリテリウムには5回連続での出場でしたが、今まで優勝は無く、今回ようやく一着が取れたとの事で喜んでおられました。
またしても地元栃木県の選手の勝利という事で、地元民としてはホクホクです。
パレードラン
エキジビジョンレースが終わった後は、パレードランによる選手入場です。
選手達より一足先に宇都宮市長を始め、沢山のゲストがコース上をパレード走行します。
宇都宮クリテリウム
パレードランの後はいよいよクリテリウムレースです!
あらためてコースのご紹介をすると、こちらの様なレイアウトになっています。
時折雨がパラついてはいましたが、路面はほぼドライの状態でレースがスタートしました。
今までは国内チームが先行して逃げを打つなどの見せ場も見られましたが、昨年あたりからは海外ワールドチームが序盤からレースを支配する展開が目立ちます。
今回のレースも終始海外チームが主導権を握り、レースを進めていました。
全15週を終えて、今年もクリテリウムの優勝はリドルトレックが取りました。
トム・スクインシュ優勝おめでとうございました!
クリテリウムも無事観戦できましたので、早めに帰宅して明日のロードレース観戦に備える事にしました。
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10月20日ロードレース観戦へ!
開けて10月20日(日)は宇都宮森林公園でのロードレースです。
会場は7:00に開くので、朝は5:00に起きて準備を済ませ、車で会場へ向かいました。
会場近くの多気不動尊の駐車場へ車を止めて徒歩で会場入りしました。
スタートゴール地点の周囲を散策
スタートとゴール地点に観戦場所を確保してから周囲を散策します。
数あるブースの中でも私が毎年お邪魔するのはチームノボノルディスのブースです。
ジャパンカップには毎年参戦してくれる常連チームで、こちらではクイズに答えるとロゴ入りのサコッシュを頂けます。
他では手に入らないアイテムで日常でも使わせて頂いており、毎年頂くのが私の密かな楽しみになっています。
その他にもオフィシャルグッズやバイクメーカーのブース等も見つつレースの開始を待ちます。
レーススタート前のサイン
レーススタートの時間が近づくと、各チームの選手達が出走前のサインをしに集まって来ます。
司会進行のMCアリーさんと解説の今中大輔さんが、各チームの選手にインタビューをして会場を盛り上げて行きます。
レーススタート!
全てのチームのサインが終了するといよいよレースがスタートします。
スタートに向けてチームカーや中継用のモトもスタンバイを始めます。
そしてついにレースがスタートします!
ジャパンカップの場合はスターターの合図でレース開始なので、いきなりガチのバトルが始まります。
今年もクリテリウム同様、海外プロチームが序盤から逃げを形成する展開で、国内チームは中々目立つのが難しい展開です。
レースは逃げ集団を後続が吸収してはまたアタックが掛かり、逃げが出来る面白い展開で、最終周回にはそこから抜け出した5人でのゴール前の争いとなりました。
逃げ集団に2名の選手を送り込んでいたクイックステップが数的優位かと思われましたが、最後はEFエデュケーション・イージーポストのニールソン・パウレス選手がスプリントを制して見事な優勝を飾りました。
観戦を終えて帰宅
終わってみれば今年も終始海外プロチームの独壇場で山岳賞も独占でした。
見ごたえのあるレースでしたが、日本勢の活躍をもう少し見たかったですね。
また来年以降に期待ですね。
そう言えば会場でサイクルフォトグラファーの辻啓さんにお会いした際に絵葉書サイズのカードを頂きました。
辻さんありがとうございました。
昨年の雨の中のレースとは打って変わって、今年は快晴の中で楽しいレース観戦が出来ました。
また来年のジャパンカップを楽しみに一年頑張ろうと思います。
それではまた次の記事で。