今回は久しぶりに自転車の部品を購入したので、記録もかねて購入したパーツについて書きたいと思います。
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購入した物
今回購入したのはシマノ ULTEGRA R8000機械式コンポのSTIレバー(ケーブル無し)とフロント&リアメカです。 いまさら機械式のリムブレーキ仕様?と思われるかも知れませんが大丈夫です。 今回あえてULTEGRA R8000にしたのには理由があります。
ULTEGRA R8000を選んだ理由
ULTEGRA R8000を購入した理由は、ブルべ用のロードバイクを新調するために機械式のコンポが必要だったからです。でも機械式なら最新の105が12速仕様になったばかりだし、そちらを選んだ方が良かったのでは?と思われるかも知れません。 しかしそれではブレーキが油圧式になってしまいます。 そう、私が使いたいのはグロータックの機械式ディスクブレーキなのです。
EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーセット
※写真はGROWTACホームページより
なぜ機械式ディスクブレーキを選ぶのか?
機械式ディスクブレーキを選択する理由は、車載や輪行の際のトラブル回避とメンテナンス性の高さからです。今まで私は地元の団体が主催して下さるブルべやイベントにばかり参加して来ましたが、今後は遠方で開催されるイベントにも参加しようと決めました。
そんな時に気がかりなのがバイク運搬時のトラブルです。リムブレーキモデルに比べディスクブレーキモデルは輪行の手間が増える上に、ホイールを外した状態でブレーキレバーに触れない様に気をつかう必要があります。 またブレーキフルードの交換やブレーキラインのエアー抜きは作業的にも難易度が高目で、命に係わる部分だけに自分で気軽にというわけには行きません。 以上の理由から次のバイクにはメンテが楽で輪行にも適した機械式のディスクブレーキと決めました。
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なぜシフトも機械式なのか?
機械式ディスクブレーキをマストとした場合、コンポーネントの選択肢は二つに分かれます。Di2のリムブレーキモデルか機械式のリムブレーキモデルです。私はすでにアルテグラのR8050(リムブレーキ仕様のDi2)を使っているので、ディスクブレーキ仕様のフレームに載せ替えれば済む話なのですが、ここでもあえて機械式を選択しています。
8年間使い続けて今も現役のアルテグラR8050Di2
その理由は飛行機輪行をする際の問題です。遠方でのイベントに参加する際、距離に応じて移動の手段に飛行機を選択する場合にDi2のバッテリーは預け荷物へ入れるのはNGであるため、都度バイク本体から取り外して、手荷物として機内に持ち込む必要があります。これはエレクトリックケーブルの断線や接触不良を引き起こす要因となり、遠征先でのトラブルにつながる可能性も高くなります。そんなリスクを回避するため次のバイクは機械式のコンポで組む事を選んだわけです。
別の解決策としてバッテリーが容易に取り外せる外装式にしたり、スラムレッドetapを導入するという手もありますが、機械式にしてしまえばバッテリー残量のマネジメントすら不要になるので、やはり機械式で行く事に決めました。
なぜコンポーネントから買ったのか?
フレームではなくコンポーネントを先に買ったのにも当然理由があります。それは2024年5月からシマノ製品の値上げが控えているからです。今回R8000のパーツを購入したのは3月末頃で、普段からお世話になっているサイクルショップで、トータル¥59,000で手に入れる事が出来ました。しかしこれが5月以降の購入になっていたら¥60,000では収まらなくなっている事でしょう。
それにアルテグラグレードのラインナップから機械式が無くなった今、いつまでR8000が手に入るかも定かでは無いので、入手可能な内に出来るだけ早く抑えておく必要があったのです。
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次なる目標
ひとまず値上がりとカタログ落ちの危険性がある部品は抑える事が出来ました。 次なるターゲットはディスクブレーキ仕様のフレームです。長距離ライドを主戦場に使うわけですから、当然各メーカーのエンデュランスモデルの中から選ぶことになります。
すでに候補は3台程度まで絞り込みましたが、物の値段が上がり続けている今のご時世に中々数十万の買い物をするのは大変です。まあそれでも新しい自転車についてあれこれと吟味しているこの時間はたまらなく楽しいものなので、理想の一台を目指してコツコツ準備を進めます。
新たなフレームを手に入れたら、またご報告させて頂きますので、どうか気長にお待ちください。
それではまた次の記事で。