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アイテム

【コラム】スポーツバイク用スタンドあれこれ

今回はスポーツバイクの保管やメンテナンスに欠かせないスタンドについて、あれこれ書いてみたいと思います。

ロードバイクに乗り始めて早十数年、気付けば結構な量のスタンドを購入していましたので、その使用感も含めてご紹介して行きます。

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用途別スタンドの違い

一口にバイクスタンドと言っても様々です。用途が違えば自ずと使うスタンドも変わりますし、価格も変わります。

まずは用途別のスタンドの違いについて見てみましょう。

用途1・保管

スポーツバイクは基本的にスタンドが標準で付いていないので、皆さんが最初に購入するスタンドはこちらではないでしょうか?

MINOURA DS-30BLT

私は初めてロードバイクを購入した時に、自宅保管とメンテナンス用を兼ねて、こちらのディスプレイスタンドを一緒に購入しました。

当時の私はアパート住まいで家族もおり、室内での保管は無理でしたので、玄関前のスペースにこのスタンドとバイクカバー+ワイヤーロックを二重に掛けて保管していました。


 

※レバー無しスルーアクスルのバイクの方はこちら

もし室内保管が出来るご家庭ならば、省スペースの観点からタワー型のスタンドが良いかもしれません。

MINOURA バイクタワー25D  写真はMINOURA JAPANサイトより引用

私もこの先増車する機会があれば、このスタンドを購入したいと思っています。

一点注意として、ご使用時は地震などによる転倒には十分注意し転倒防止ストラップを使って下さいね。

 

現在の私は実家住みとなり、自転車用のスペースも確保出来ましたので、こちらのスタンドを使っています。

MINOURA DS-2100 Tancho E’sse
写真はMINOURAのサイトより引用

バイク一台を縦、横どちらにも置くことが出来、セットも楽なので非常に使い勝手が良いスタンドです。

地震などの揺れでも今までバイクが転倒した事は一度も無いので、信頼性も十分です。

但しタイヤがスタンドに接触しているので、変速調整やチェーンの清掃などは出来ません。あくまでディスプレイ(保管)用になります。

それと残念ながらこちらのスタンドは現在販売が終了してしまっていて、後継モデルの DS-2200が販売されていますので、気になる方はMINOURAのホームページをご確認下さい。

用途2・運搬

次は運搬、主に車載で目的地までバイクを運ぶ際に使うスタンド、あるいはキャリアを見て行きましょう。

車載のスタイルはお持ちの車によっても様々なスタイルがあるかと思いますが、私の場合は軽のハイトワゴンをトランポとして使っているため、こちらのTerzo製車内積み用のキャリアを使っています。

10年以上使っているTerzoのサイクルキャリア

さすがに10年以上前に購入したモデルで古めかしいですが、今でも現役で活躍してくれている丈夫な製品です。

さすがに現在は販売が終了しており、EC23Mというモデルに切り替わっています。

このタイプのキャリアを使う時の注意点としては、カーゴスペースに置くだけの設計なので、車のコーナリングで横Gが掛かるとバイクが動いてしまう事があります。

ですから極力補助のベルトなどでサポートしてあげると安定感が増して、車の運転にも集中出来るでしょう。

私はパンクして使えなくなったタイヤのチューブをカッターで割いて、ゴムのベルトを作り、それを利用してバイクのフレームを固定しています。

ちなみに現行のTerzoのキャリアはこちらです。

Terzo EC23M 写真はTerzoサイトより引用

※ディスクブレーキ車の場合にはスルーアクスルに対応したアタッチメントが必要になりますのでご注意下さい。

ちなみにMINOURAの車内積みキャリアですと、お勧めはこちらになります。

写真はMINOURAサイトより引用

MINOURAのVERGO-TF2-WH kitはフロントホイール用のホルダーまで備える優れものです。今使っているTerzoが引退したらこちらを購入してみたいです。

 

用途3・メンテナンス

次の用途はメンテナンスになります。

変速器の調整やパーツの交換、洗車にもスタンドは必要になります。

私がメンテナンスで主に使うのは最初にご紹介したMINOURA DS-30BLTとこちらのメンテナンス用スタンドです。

MINOURA RS1800

WAKO’Sとのコラボでうまれたメンテナンススタンドで、非常に使い勝手が良く重宝しています。

ディスプレイスタンドではメンテや洗車の時に、かがんで作業する事になってしまい、腰がいたくなりがちですが、このスタンドは高い位置にバイクをセット出来て立ったまま作業が出来るので、とても楽です。

またスタンドにセットしたバイクを水平方向に回転させられるので、いちいち反対側へ回り込まなくても、その場から動かずに作業を継続出来ます。

私が使っているのはクイックシャフト用のモデルですが、ディスクブレーキ用のスルーアクスル対応モデルRS1850も販売されています。

ちなみに洗車の時にはリアホイールを外した後にこちらのチェーンローラーを取り付けてあげると楽に作業が出来てお勧めです。

CR-100洗車用チェーンローラー

このチェーンローラーはローラーが自由にスライドしてくれるので、ディレーラーの位置をあまり気にせずに使える所が良いです。



各スタンドの価格

ここまでご紹介した様にスタンドにも用途に合わせて様々な種類があります。

有れば便利なのは分かるけれど、やはり気になるのはそのお値段かと思います。

そこで以下にそれぞれのスタンドの目安となる価格をまとめてみましたので、購入される場合のご参考にしてみて下さい。

■各種スタンド価格一覧(2024年9月時点調べ)

メーカー 型式 用途 価格
MINOURA DS-30BLT ディスプレイ      メンテナンス ¥2,090
MINOURA DS-30TA ディスプレイ     メンテナンス ¥2,600
MINOURA バイクタワー25D ディスプレイ \18,915
MINOURA DS-2200 ディスプレイ(縦/横) ¥12,672
Terzo EC23M サイクルキャリア   車内2台積み \14,060
MINOURA VERGO-TF2-WH kit サイクルキャリア   車内2台積み \14038
MINOURA RS-1800 メンテナンス ¥16,580
MINOURA RS-1850 メンテナンス \27,500
MINOURA CR-100 メンテナンス \1,835

※価格はすべてAmazonでの掲載価格です。VERGOはスルーアクスル用になります。

まとめ

今回の記事で改めて自分の所有しているバイクスタンドとキャリアを棚卸してみましたが、そのほとんどがMINOURA製品である事を再認識しました。

更に言えば所有しているローラー台も2台ともMINOURA製なので、それだけ製品を信頼している証拠でしょう。

私などにMINOURAから案件が来るはずも無いので、真面目にお勧め出来るメーカーと製品群という事になります。

皆さんもよろしければ一度使ってみて下さいね。

それではまた次の記事で。