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コラム

【コラム】サイクリングレポート 小来川

今回は私が週末に良く走りに行っている小来川周回コースをレポートしてみたいと思います。

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コース紹介

小来川は栃木県内でも多くのサイクリストが走りに来るコースです。車通りが少なく信号もほとんど無い事に加えて、自然豊かなロケーションはサイクリングにお勧めのスポットです。

コース概要

小来川周回コースは栃木県の日光市と鹿沼市にまたがっており、主に県道70号線、県道14号線、県道149号線をつなぐルートになっています。

県道70号線と149号線の分岐で時計回り反時計回りが選択出来ます。私は普段登りの勾配が比較的緩やかな反時計回りを好んで走っています。

【今回のコースはこちら】

コミックスにも登場

小来川はコミックス ろんぐらいだぁすとーりーず!の第一巻にも登場しており、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

お話の中で主人公の亜美ちゃん達は、小来川を経由して日光市内へ抜けるルートを辿っているので、おそらく時計回りに走ったと思われます。


小来川へのアクセスについて

今回ご紹介するコースは宇都宮森林公園駐車場を発着点としています。県外から車載輪行をされる場合はこちらへ車を止めて行かれるのが良いかと思います。                   ※第一駐車場は時間で出入り口が閉まるのでご利用時はご注意ください。

鉄道輪行の場合は、最寄り駅はJR宇都宮駅となります。西口に「宮サイクルステーション」というトイレや休憩スペースが無料で使えるサイクリストのための施設もありますので、上手に利用してみてはいかがでしょうか。

宮サイホームページのリンクはこちら👇
https://miya-cyclestation.jp/

 

いざ実走!

宇都宮森林公園駐車場

6月15日(土)10:45宇都宮森林公園駐車場に到着しました。自宅から自走で来ましたが、梅雨入り前とは言え気温は30℃近くあり結構暑いです。

宇都宮森林公園森林公園駐車場入り口

公園の第一駐車場はジャパンカップサイクルロードレースのスタートゴール地点となっており、加えてAJ宇都宮さん主催のブルべのスタート地点としても多く使われる場所です。

地元サイクリストにはお馴染みの場所

ちなみに古賀志林道を含むジャパンカップサイクルロードレースコースのサイクリングレポートも過去の記事でアップしていますので、興味のある方は下記のリンクよりご覧下さい。

【コラム】サイクリングレポート 宇都宮森林公園 古賀志林道(ジャパンカップコース)

駐車場奥にはサイクルラックが設置されており、トイレ横に自動販売機もあります。意外と見過ごされがちですが、この自動販売機では自転車用のチューブも購入出来ますので、パンクでお困りの際は利用してみて下さい。

自販機でパナレーサーのチューブが買えます!

田野町交差点へ

森林公園で軽く休憩を済ませて、10:55に小来川へ向けて出発です。森林公園通りを田野町交差点方向へ進みます。

以前は道路の間際まで樹木が茂っており、昼でも薄暗い感じでしたが、現在は道路際の木の伐採が進み、太陽の光が届いて大分明るくなりました。

レースのお陰でコースサイドの整備が進んでいます

最期の坂をを下り終えると県道70号線と交差する田野町交差点が見えて来ます。小来川へはこれを右折して日光方面に向かいます。

田野町交差点

県道70号線を日光方面へ

県道70号線は道沿いに果樹園や田園が続くのどかな風景が魅力で、走っていると時々地元のプロチーム宇都宮ブリッツエンの選手とすれ違う事もあります。

古賀志山を見ながら日光方面へ

文挟の交差点

JR文挾駅の近くで日光線の踏切を超えると国道121号線と交差します。

JR文挟駅近くの踏切

踏切の先が変速の十字路の様になっているので、交差点を右折したら次の信号をすぐに左折します。

水汲み場で補給

県道121号線との交差点を超えて、その先の下り坂を少し進むと休憩スポットの水汲み場に到着します。

ここは小来川を周回する際の起点となっています。水神様なのでしょうか?可愛らしい祠があり、持ち主のご厚意で自由に水を汲ませて頂けるようになっています。

多くのサイクリストが立ち寄る水汲み場

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小来川周回コースへ

水汲み場の先にある分岐を左折すれば時計回り、直進すれば反時計回りの周回となり、また水汲み場へ戻って来ることが出来ます。

小来川周回コースの分岐点

反時計回りに周回スタート!

水汲み場の先の分岐を直進して行川沿いの道を日光方面に進みます。道沿いにはそば畑が広がっており、そばの白い花がきれいです。

道沿いに広がるそば畑

小来川周辺はそばの栽培が非常に盛んで、地元のそば粉を使ったそばを食べさせてくれるそば屋さんが何件もあります。

中でも「三たてそば長畑庵」さんはいつもお客さんが一杯で大人気です。一度開店の一時間前くらいにお邪魔した時は、すでに27組が順番待ちをしており、諦めた事があります。

長畑庵さんはいつも激込みです!

パインズの登り

長畑庵そばの交差点を直進して小さな坂をいくつか超えると、一つ目のヒルクライムポイントである「パインズの登り」が近づいて来ます。

ここは以前Pine’s日光ゴルフ俱楽部というゴルフ場があった場所です。登りに入ると道幅が狭く路面も一部荒れている所があるので、注意して進みます。

パインズの登りKOM

パインズを登り切って反対側へ下ると、小さな橋を渡った先に県道70号線と県道150号線の分岐が現れます。

周回コースはここを左折して県道150線に入り、次なるヒルクライムポイントの「名もなき峠」に向かいます。

県道150号線を進むと「名もなき峠」です

日光クリーンセンターの前を通過しながら、徐々に獲得標高を上げて行きます。反時計回りの周回は勾配の急な区間はそれほど長く続かないので、登りが苦手な方にはお勧めです。

日光クリーンセンター前からまた登ります!

名もなき峠

行川沿いの木立の中をマイペースで登って行くと、「やもんさわばし」という小さな橋を渡ったところで県道150号線が終わり、県道14号線に変わります。

この県道の分岐を過ぎると「名もなき峠」のピークに向けた登りが始まります。

名もなき峠のピークに向けて、もうひと踏ん張りです!

一度10%程度の急な登りをクリアすると一旦短い下りを挟んで、最後の登り返しとなります。勾配は9%弱といったところでしょうか、シッティングで軽いギヤを淡々と回してピークに到達します。

峠の頂上は見晴らしの良い直線で、これといったランドマークはありません。しかし、それがかえって「名もなき峠」の呼び名にふさわしい風景だなと思えてしまいます。

名もなき峠のピークからの景色

峠を登り切った後は、いよいよご褒美の下りに突入です。約4km弱の下りを一気にダウンヒルする事になるので、速度に注意しながら安全マージンを十分に取って下って行きます。

途中一旦平坦になりますが、小来川郵便局の手前からはまた下り区間になりますので、気持ちの良いダウンヒルが続きます。

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折り返しポイント

「名もなき峠」からのダウンヒルを終えると、黒川神社近くの十字路が見えて来ます。

ここは3つの県道の分岐になっており、県道14号線を直進すれば古峰ヶ原街道、県道277号線へ右折すれば清滝方面へ進み滝ケ原峠にアクセスできます。

黒川神社近くの交差点

黒川神社

交差点を文挟方面へ左折すると、すぐに黒川神社が見えて来ます。ここまで来ると小来川周回コースも折り返しになります。

周回コースの折り返し地点となる黒川神社

神社のそばには自動販売機が設置されており、地元のご厚意で木製のサイクルラックもあります。

加えて小来川駐在所の先には日光市の公衆トイレもありますので、自販機でドリンクを補給してトイレに立ち寄りつつ補給を取るのが私の定番となっています。

黒川神社前の自販機ポイント
数少ないトイレ休憩の出来るポイントです

小来川周回 折り返し

時刻は13:00を回りました。補給食を食べてドリンクの補充も済んだので、ライドを再開します。

黒川神社から先も基本的には下り基調でそれほど厳しい登りは無いので、川沿いのワインディングを楽しみつつ距離を伸ばして行きます。

黒川沿いの道を水汲み場へ

黒川神社を出て少し進むと最初の橋を渡った右手に「小来川山帰来」さんがあります。こちらもそばが美味しいと評判のお店で十割そばや二八そばが頂けるそうなので、そば好きの方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

黒川の清流に沿って水汲み場を目指します

板荷中前の登り

周回コースも終点が近づくと、最後に短めの登りが待っています。鹿沼市立板荷中学校前から始まる直線の登りで、斜度は最大9%程度と少しきつめですが、これを超えれば水汲み場までは後少しです。

板荷中前の登り

水汲み場に到着

最期の登りを超えると、再び県道70号線との交差点に帰って来ます。これを右折すれば再び起点の水汲み場です。

県道70号線との交差点

無事周回を終えて水汲み場まで帰って来ました。後は朝来た道を宇都宮森林公園へ戻ってゴールです。

水汲み場まで戻って来ました

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(自由テキスト)

宇都宮森林公園へ

水汲み場で休憩を取っても良かったのですが、今回はそれほど疲れていなかったので、そのまま宇都宮森林公園を目指します。

県道70号線を宇都宮方面へ

国道121号線を渡って文挾から一路宇都宮へと戻ります。行きと同様に帰りもアップダウンの続く道を一定のペースでペダルを回して行きます。

暑い時期は木陰が有難いです

田野町でコンビニ休憩

このまま一気に森林公園まで戻ろうかとも思いましたが、ボトルの水が切れかけて来たので、急遽田野町のセブンイレブンで休憩を入れる事にしました。

やはり暑い時期は大量に汗をかくので、小まめな水分とミネラルの補給は大切ですね。補給食もここまでで食べ尽くしてしまったので、最後のご褒美にガリガリ君も補給しておきました。

夏場のライドの締めにガリガリ君を補給

森林公園駐車場に到着

コンビニ休憩の後は、森林公園までの登りをクリアして14:20に無事駐車場にゴールしました。

宇都宮森林公園へ無事到着

まとめ

今回は宇都宮森林公園から小来川を周回して再び森林公園に戻るコースを走ってみました。比較的登りの緩やかな反時計回りでの周回でしたが、登坂力を鍛えたい方には時計周りの方がお勧めです。

また黒川神社の分岐で古峰ヶ原清滝方面へと更に距離を伸ばせるコースでもありますので、自分の走力に合わせて色々なルートが選択出来るのも、このコースが人気の理由だと思います。

地元のそばも味わえるコースですので、栃木の方も、他県からお越しの方も是非一度走ってみて下さい。

それではまた次の記事で!

本日の走行データ

1.走行距離 55.9km

2.獲得標高 878m

3.平均速度 18.7km

4.走行時間 2:59:46