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機材

【機材】PINARELLO FP1

今回は機材紹介として私が初めて購入したロードバイク、PINARELLO FP1について書きます。スポーツバイクの事を何も知らなかった私が、自転車の世界へ足を踏み入れるきっかけをくれた思い入れのある自転車です。

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購入動機

結婚した年に娘が誕生して、出産資金の足しにとそれまで乗っていた大型二輪を手放した私は、数年間無趣味の状態でした。年齢的にも40歳をむかえ、何か運動を始めたいと思っていた矢先に会社の後輩から勧められたのがロードバイクでした。

至極ありがちな始まりですが、機械いじりも運動も出来るという事で、ロードバイクの購入を真剣に考える様になりました。とは言えスポーツバイクに関する知識がゼロだった私は、後輩にアドバイスを求めたり、専門書を読んだりして数あるロードバイクの中から最初の一台を決定しました。

それがイタリアンブランドPINARELLOのエントリーモデルFP1です。

納車した日の記念ショットです。フラットペダルが初々しいですねw

完成車購入時のスペック

年式は2010年モデルです。フレームカラーは白ベースに赤と黒で当時アレハンドロ・バルベルデ選手が所属していたケス・デパーニュチームのバイクをイメージさせるカラーリングとなっています。フレーム素材はアルミで、シートステーはカーボン。PINARELLOのアイコンとも言えるONDAフォークももちろんカーボン製です。

コンポーネントはシマノのティアグラ2×9速で、ハンドル、ステム、サドル、シートポストは全てPINARELLOブランドのMOST製。ホイールはシマノのWH-R500で完成車では定番のいわゆる鉄下駄ホイールと呼ばれるものです。この頃のロードバイクのタイヤは23Cが主流で時代を感じますね。

ちなみにお値段は定価で¥188,000でした。乗り出しで必要になるヘルメットや小物類、ウェア等を合わせて¥200,000程度を見込んでいましたが、少し足が出ていまいました。しかし今のご時世では、この金額ではエントリーモデルを買うのも難しいのですから、つくづく趣味で自転車を始めるには敷居が高くなったと感じます。

14年目の今も現役

そんなFP1も購入から今年で14年目となりました。メインバイクは次に購入したカーボンロードに譲りましたが、様々な部品交換を経てセカンドバイクとして乗り続けています。 アルミフレーム特有のキビキビとした乗り味とONDAフォーク+カーボンバックの振動吸収性の良さは今も健在です。

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現在のスペック

8年程前に購入したPINARELLO GAN SをアルテグラDi2で組んだ際に余ったコンポーネントを、そっくりFP1へ移植して頂きました。

フロント&リアディレーラーとブレーキはR7000の105でクランクセットは廉価版のFC-RS510となっています。ミドルグレードの完成車に付属するパーツの定番ですね。

ハンドルはPRO製PLTコンパクトのエルゴタイプで、お手頃+丈夫なアルミ製をチョイス。ステムはDEDAのZERO 1になっており、現在はカタログ落ちしているモデルです。

シートポストはハンドルと同じPRO製PLTシートポストで、これまたディスコンのアスチュート製SKYLINE VT3.0 PILARGAサドルと組み合わせています。一時SELLE SMPのHELLも使っていましたが、スイートスポットが限られており、幅も私の座骨に対しては狭かったので、色々な場所に座る事の出来るアスチュートに戻しました。サドル沼の旅はまだまだ続きそうです。

 

ホイールはGAN Sに付属してきたシマノのWH-RS010でタイヤはContinental ULTRA SPORT3の25Cを履かせています。どちらもエントリーグレードですが、普段使いでは全く問題ありません。むしろ気を使わずガンガン走れるので近場のライドには重宝しています。

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まとめ

FP1の購入を決めた時を振り返ると、バイク選びの条件は一に価格、二に見た目でした。 「購入時のスペック」の所でも書きましたが、先ずは趣味として自転車を始めるのにトータルで幾ら出せるかを考えると思います。私の場合バイクはエントリーモデルで¥150,000程度で考えていましたが、結局二番目の見た目の恰好良さに負けて予算オーバーと分りつつFP1を購入しました。

それでも今振り返ってみると、それで良かったと思っています。価格を優先して無理に第二候補のバイクを買うより、少し背伸びしても本当に欲しいバイクを手に入れた事で14年経った今も楽しく乗る事が出来ています。

自転車を趣味として始めるきっかけは人によって様々であり、バイクを選ぶ基準も十人十色です。私のケースが他の方にも当てはまるとは限りませんが、最初の一台を決めるのに迷った時、少しでもヒントになれば幸いです。