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アイテム

【コラム】ロードバイクのハンドル周り整理術

ロードバイクのハンドル周りって意外と取り付ける物が多くありませんか?

ライトやベルは道交法上必須として、それ以外にもサイコンやスマホ等のガジェット類、動画を撮影される方はウェアラブルカメラと取り付けたい物は沢山あるけれど、実際のスペースは限られていますよね。

そこで今回はロードバイクのハンドル周りの整理術について考えてみたいと思います。

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自転車の楽しみ方で取り付けたい物は様々

自転車の楽しみ方は乗る人によって様々ですが、それと同様にハンドル周りに取り付けたいアイテムも人によって違って来ます。

レース志向の方ならトレーニングライドをする時でも出来るだけ装備は軽量な方が良いでしょうから、最低限ライトとベルとサイコンがあれば十分といったところでしょうか。

逆にロングライドを楽しむ方の場合はナビゲーション用のGPSやスマホに加えて夜間走行用のライトが複数必要になる等、装備を取り付けるスペースに頭を悩ませる傾向にあると思います。

かく言う私も数年前からブルべに参加する様になって、走る距離が伸びる度にハンドル周りに取り付けたい物が増え、その都度色々なアイテムを購入しながら自分に合った仕様を模索して今に至っています。

ハンドル周りに取り付けたいアイテムを簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。

・ライト(走行距離に応じて複数個になる場合も)

・ベル(道交法上取り付けは必須)

・サイクルコンピューター

・GPSナビゲーション(スマートフォンで代用される方も)

・ウェアラブルカメラ(マイク等の補器類を含む)

・フードポーチ

・フロントバッグ

・DHバー

・キューシート(コマ図等)

思いつくままにあげてみましたが、かなり種類が豊富な事が分かります。全てを取り付けるのは無理なので、走る目的や距離にあわせて取り付けるアイテムを厳選して行くのが良いでしょう。

目的や走行距離に応じたセットアップ

ここからは走る目的や距離に応じたハンドル周りのセットアップを、私あかつきのアイテムを例にいくつかご紹介したいと思います。

例その1

目的:フィットネスや軽めのトレーニングを目的としたサイクリング

距離:50km前後

基本的に朝や昼間の時間帯のライドが主です。従ってライトもそれほど明るい物は求めず、お金の掛からない付属品の純正ブラケットを使ってハンドルにマウントするスタイルです。走行中のデータを表示してくれるサイコンはサイクリングのモチベーションアップにつながります。しかしガーミン等のお高い物は中々手が出難い事もあり、ここではケイデンスも計測できるキャットアイのワイヤレス式サイコンを選択していますし、別売のキャットアイ製マウントで見やすい位置に取り付けています。ただ最近ではGPS機能付きのサイコンも価格がこなれて来て、お手頃な値段で手に入る時代になりましたので、予算と目的に合わせて選ばれるのが良いでしょう。またベルも私の場合はサイコンやライトと統一してキャットアイ製を選んでいますが、他のメーカーではお洒落な物やクラシカルな物等様々なタイプが販売されていますので、お気に入りの一品を探してみるのも楽しいと思います。

 

ライトは5,000円以下で購入できるキャットアイのVOLT100を使用               *VOLT100は現在販売が終了しているモデルです

例その2

目的:トレーニングライドやヒルクライム+時々イベントに参加

距離:100km前後

次にご紹介するのは、ロードバイクにもだいぶ慣れて週末にトレーニングライドやヒルクライムをしたり、時々100km程度のライドイベントに参加するようになった頃のハンドル周りです。サイクリングも回数をこなして来て、そろそろGPS機能の有るサイコンや実用性の高いライトが欲しくなり、サイコンはナビ機能のあるガーミンのEdge820jを選択。ライトも十分な明るさがありランタイムも比較的長いキャットアイのボルト800という選択になっています。

ハンドルへの取り付けはレックマウントでまとめている方が多いですが、価格が手頃で強度も十分なキャットアイ製のアウトフロントブラケット2ゆるふわーくすさんで製作販売されているアウトフロントブラケット2用社外サイコンアダプターを組み合わせてスッキリとまとめてみました。

アウトフロントブラケット2は高強度&価格もお手頃です

アウトフロントブラケット2は冷間鍛造のアルミ製で強度が高いのに軽く、片持ち式で中々スタイリッシュなデザインです。ゆるふわーくすさんの社外サイコンアダプターアウトフロントブラケット2へガーミンのサイコンを取り付け可能にする優れもので、3Dプリンターで作られており、寸法精度も非常に高く余分なバリ等は一切無し。サイコンの脱着も非常にスムーズに行えます。

ゆるふわーくすさんの社外サイコンアダプターでガーミンを取り付け可能に!

ゆるふわーくすさんのがリリースされているアイテムは、どれもかゆい所に手が届く的な素晴らしい物が多いので、気になる方は是非サイトをのぞいてみて下さい。

例その3

目的:週末100前後のトレーニングライドとブルべへの参加(初年度)

距離:200km~300km

次にご紹介するのはロングライドを想定したトレーニングや、日をまたがずに帰って来られる300kmまでのブルべ参加を想定したセットアップになります。基本は例その2に予備のライトとナビゲーション用のガーミンeTrex30xjを追加したものになります。ブルべではQシートやコマ図を使われる方もいらっしゃいますが、私は断然GPS派です。特にガーミンのeTrexシリーズはあえて説明の必要が無いほどの安定した性能と堅牢さで信頼性は折り紙付きでしょう。ブルべのレギュレーションでは300kmまではライトは1つでOKですが、バッテリー切れや故障があれば日没後の走行が不能となり、完走できなくなってしまいますので、必ず予備も装備します。GPSについても同様で、万が一eTrexのトラブルが発生した場合を想定して、820jにも地図データを入れてバックアップにしています。

ガーミン2台+ライト2本とベルをセットアップしています

eTrexのマウントもゆるふわーくすさんでリリースされているeTrex用キャットアイアタッチメントを使って、eTrex用マウントとキャットアイのライト用ブラケットを合体させた物を使っています。GPSを使わないライドの時はブラケットが簡単に取り外せるので非常に便利です。

eTrex用キャットアイアタッチメントは価格が600円とお手頃です!

例その4

目的:600kmブルべを完走するためのロングライド装備

距離:200km~600km

最後にご紹介するのは、400kmや600kmの長時間夜間走行が必要となるブルべへの参加を想定したセットアップで、実際に600kmのブルべを完走した実績のある仕様です。ここからはいよいよ定番のレックマウントの出番です。私はGPSにルート案内をさせるので、GPSを一番見やすい位置へセットし、メインのライトであるVOLT800を2本取り付けられる様にしています。Edge820jは純正マウントでハンドル右側へセットし左側には非常用のVOLT100とベルを取り付けています。VOLT100は夜間にパンク修理をする時に取り外して、ヘルメットに装着しヘッドライトとして使ったり、雨の日はデイライトにしたりと使い道は様々です。

メインのライトにVOLT800を2本装備して予備バッテリーも携行します

Edge820jはトップチューブバックのモバイルバッテリーから給電をします

こちらが私が使っているレックマウントになります

600kmのブルべを経験して、もっと楽に完走するためにDHバーも必要かなとも思いましたが、ハンドル周りの重量増につながるので今は検討中です。

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今回のまとめ

①走る目的と距離に応じてハンドルに取り付けるアイテムを選ぶ

②マウントを工夫する事で自分に合ったレイアウトを見付ける

③取り付けるアイテムが増えると重量も増えるので注意!

今回の記事はいかがだったでしょうか?ウェアラブルカメラはまだ使った経験が無く、今回はマウントの方法をご紹介出来ませんでしたが、一度は動画撮影にもチャレンジしてみたいと思っていますので、その時にご紹介出来たらと思います。もしサイコンやライトのマウント選びでお悩みの方にこの記事がお役に立てば嬉しいです。それではまた次の記事で。